ベアグラスを編んで見ました。
編んだベアグラスにお花を挿して
涼し気な活け花になりました
形を変えても面白い
今回はこのような花材を使用してみました
京都の花屋「花政」スタッフが、
仕事内容や京都での出来事・見たこと・聞いたこと等を載せていきます。
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クイズです!
こちらの花はボタンとシャクヤクどちらでしょうか?
正解は、シャクヤク(芍薬)です!
皆さんはボタン(牡丹)とシャクヤク(芍薬)の違いはご存知ですか?
調べてみると、いくつか分かりやすい違いが有りましたので、ご紹介いたします!
牡丹:開花時期12~1月(寒牡丹)、4~5月
葉の形(ギザギザの切れ込みがある)
蕾の形(やや先端がとがっている)
芍薬:開花時期5~6月
葉の形(切れ込みが無く、やや丸みがある)
蕾の形(丸い綺麗な球形)
花政では現在、シャクヤクの入荷が最盛期をむかえております!
白、ピンク、赤など多数の花色が揃うのはこの時期だけです!
ご入用の方は、是非一度お問い合わせくださいませ!
クイズです!
こちらの花はサツキとツツジ、どちらでしょうか?
正解は躑躅(ツツジ)です。
ツツジとサツキ、花の形が良く似ていて、見分けがつかない!というお声をよく聞きますが、
調べてみると、いくつか分かりやすい違いが有りましたので、ご紹介いたします!
サツキ:
開花時期5月~6月
小ぶりで雄しべが5本の花を密集させた形で咲かせます。
2~3㎝程度の固めの葉が芽吹いた後に、花を咲かせます。
ツツジ:
開花時期4月~5月
大ぶりで雄しべが5~10本の花を咲かせます。
花が咲いた後に、3~8㎝の柔らかめの葉が芽吹きます。
弊社ではサツキはあまり取り扱っておりませんが、ツツジは葉の時期、花のある時期共に取り扱っております。
特に今は種類が多い時期となっております。
ちなみにこちらは
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赤花ドウダンツツジの花です。
先にご紹介した写真は、霧島ツツジという品種のツツジですが、こちらのツツジは花の形が全く異なります。
調べたところ、霧島ツツジは①「ツツジ科ツツジ属」のツツジで、
ドウダンツツジは②「ツツジ科ドウダンツツジ属」のツツジと属名が異なるツツジの為、形が異なるとの事でした。
(ちなみにサツキは①に属するそうです)
弊社では①の霧島ツツジ、山ツツジ、ミツバツツジ
②のドウダンツツジ、油ドウダンツツジ
さらには③「ツツジ科ホツツジ属」のホツツジ
④「ツツジ科ヨウラクツツジ属」のヨウラクツツジ、ウラジロヨウラクツツジ
等を取り扱っております。
仕入れ状況により、店頭にないものもございますので、ご入用の際は事前にお問い合わせくださいませ。
突然ですが、クイズです!
こちらの花は、ショウブ、アヤメ、カキツバタの中のどれでしょう??
正解はカキツバタ(杜若)です。
ちなみにですが、皆さんはショウブとアヤメとカキツバタ違いはご存知ですか?
特に類似しているのはショウブとアヤメですが、ややこしいことにどちらも漢字では菖蒲と書きます。
この二つの大きな違いは、水生か陸生。すなわち、生えているのが水辺(ショウブ)か陸地(アヤメ)かです。
ちなみにカキツバタは水の中に生えます。
また、花色や柄(特に花弁の付け根)がわずかに違います。
ショウブ:黄色
アヤメ:網目状の模様
カキツバタ:白色
開花期もすこし異なるようですが、花政ではショウブは4月下旬から、アヤメ・カキツバタは5月中旬から6月に入るまで、取り扱っております。
尚、アヤメとカキツバタに関しては上備しておりませんので、ご注文を承ってからの仕入れとなる場合がございます。ご入用の際は、事前にお問い合わせくださいませ。
皆さんはこちらの野草をご存知ですか?
こちらは通称「カラスノエンドウ」という名前で呼ばれている植物です
調べてみると、実は正式名は「ヤハズノエンドウ」というそうです。
こちらの名前はほとんど聞いたことないですよね。
「カラス」ノエンドウがあればほかの鳥の名前の豆も存在しているのかな・・・とふと思い、さらに調べてみると
スズメノエンドウというものが存在しているのが分かりました!!
残念ながら実物の写真を撮ることは出来ませんでしたが、カラスノエンドウとは異なり、薄い鼠色のような色の花を咲かせるそうです!!
どちらも4月~5月頃に道端で見つける事か出来るとの事なので
外に出られた際に足元を気にしながら歩けば出会えるかもしれません^^