とある生き物が写り込んでいます。
花政に迷い込んできたこの子は、早めの花見でもして行ったのでしょうか・・・
京都の花屋「花政」スタッフが、
仕事内容や京都での出来事・見たこと・聞いたこと等を載せていきます。
桃の節句も終わり、日中、暖かさを感じられる頃となりました。街中の桜も気持ちからか、動き始めたように感じられます。店内にも、桜の入荷が増えて参りました。ひと足?ふた足?早いお花見は如何でしょうか?
スイートピーの赤色が入ってました
フリルのような花弁がひらりと揺れるのを見ると
同じ名前を持つ恋の歌が思い出されます
情熱的な赤色です
小さな青色の蕾が色づいていました*
3月から5月の間咲いてくるそうです!
10cmくらいの小さな背丈もかわいらしいです^^
鴨川でよく見かけるよ~と先輩が言っていたので、今度探してみます!
先日、根引き松に関しての記事を掲載していましたが、
今回は追加のエピソード紹介になります。
奥さん 「今年もおかげさんで、根引き松が人気商品となったけれ ど、特に印象に残っているお話があるわ~」
Mさん 「と、言いますと?」
奥さん 「実は今年、地方からわざわざご注文してくださったお客様のうち、男女一名づつに、ご注文の経緯をお聞きしたんよ。普段は聞いたりしないけど、どうして地方から、京都のしきたりで使用する根引き松を購入するのか、ふと気になって・・・」
さらに詳しくお話を聞くと、概要はこんな感じでした。
女性 :京都出身の方。地方出身の旦那様と出会い、地方に嫁ぐことに・・・ 地方で何年か年始行事を行わないで過ごすも、やはり故郷の京都の伝統文化が忘れられず、ふと違和感を抱き、一念発起して今回ご注文を下さいました。
男性 :京都で若い頃、料理の修業に明け暮れていた。その当時、京都の伝統行事に触れ、修業の成果が実り、独り立ちして地方に出るも、染み付いた習慣が抜けず、今回ご注文を下さいました。
両者とも、恐らくですが身近な神事の一端として、古都京都の伝統文化である、根引き松を門の前に飾る事で、絶やしてはいけない、文化の継承を担ってくださっているのではないかと、お話を聞いて思いました。
大層なように聞こえるかも知れませんが、
たかが根の付いた松。されど根引き松。
誰に背中を押されるのでも無く、新天地で新生活を営む方々が、その地に根付き、文化継承を担って行く。日本独自の伝統を垣間見たように思います。
少し前にもお知らせしたように
明日2月3日はお店を閉めさせていただき、社員研修に行かせていただきます。
電話もつながりません、ご注意ください。
そんな明日は節分ですね*
節分の日に柊といわしのお飾りを玄関や軒先に飾る事を、皆さんはご存知でしたか?
わたしは京都生活7年目にしてその存在を今日初めて知ったのですが、あまりに不思議な組み合わせと見た目が気になり、調べてみました。
”尖ったもの”、また”臭いがきついもの”は昔から鬼が嫌うものとして魔除けに使われていたそうで、
尖った柊が鬼の目を刺して侵入を防いでくれるとか!
また鰯の語源が「よわし(弱し)」「いやし(卑し)」であることからその鰯をたべて陰の気を消すという由来も・・
形・匂いで遠ざけ、言葉に意味合いを込めたりとどうにか目に見えない悪いものを追い出そうとしていたんですね!
どこかのお家で見れたらいいなあ^^
お店に入ってきた柊です*
前回一度ブログも書かせていただいたのですが、改めてご挨拶させてください
12月に入社したY・Kと申します(イニシャルですみません!)
実は全く違う業種から思い切って転職してきたので、日々新鮮で楽しい反面、知らないことが多くてわたわたとしてしまっています・・
そんなそぶりを見せていたらきっとわたしです(._.;)
まだまだ勉強不足な身ですが、あたたかい目で見て頂けるとうれしいです。
これからは、そんなほぼ素人ならではの目線で、発見したことや伝えたい事、先輩たちの様子など(?!)をブログに書いていこうと思います!
どうぞよろしくお願いします*
八重咲きの百合がきれいに咲いてました^^