京都の花屋「花政」スタッフが、仕事内容や京都での出来事・見たこと・聞いたこと等を載せていきます。
春、木々達は新たに芽吹き始め、光を受ける為に、葉をその身に宿す。
その葉達は新緑を纏い、春の暖かな光に抱かれ、梅雨の滴に洗われ、夏の太陽に育ち、秋の風に色付き、成熟し、冬の兆しに土へ還る・・・
そう、その様はまるで、儚き人の一生を表すように。
一枚の葉であるならば、あらん限りの美しい色をこの身に纏い、風に吹かれるままに、散ってみたい・・・
そしてまた、命は廻る。
転生