街の至る所で、クリスマスの飾りを目にする様になりました。
そういった中、花政ではすでにお正月用の商品制作も始まり、
撮影用の餅花も出来上がっています。
京都の花屋「花政」スタッフが、
仕事内容や京都での出来事・見たこと・聞いたこと等を載せていきます。
先日、たまたま寄った神社で眼が合う百日紅に出逢いました。
この時期、道端でもよく見かける花木です。
ひゅーんと枝を伸ばす見事な枝振も時々見かけます。
その神社にある百日紅は別段枝振りが見事な訳でも無く、ただただデカイ。
大木で、白い花をつけていました。
でも、なんと言うか筆舌には尽くし難い、何かがピタリと合いました。
波動と言うやつですかね…。
ずっとそこで百日紅を見ていたい様な気持ちになりました。
ボサーっと見上げていたら、にわかに風が吹いてきました。
すると、終わった白い花がフワフワと風に舞って地上に舞い落ちて来ました。
その光景たるや、真夏に降る雪の如く、美しかったです。
「僕の良さに気付いてくれたし、しゃーない!見せてあげるわ。」
そう言われた気がしました。
植物にも出逢いがあるなぁとつくづく思いました。
一年程前に来店して下さったお客様が、お探しの品がなく困られていて、取り寄せ致しましょうか?と言うと、「いや、そういうのは、僕のスタイルではないんです。こんなんあったらええなぁと思って花屋に来てみたら、たまたま思う物がある、みたいな出逢いが好きなんです。」と、おっしゃいました。
このお客様のスタイルと言うか考え方、わたしはその時、凄く良いなぁ!と思いました。
是が非でも手に入れる!!
こういうスタンスも人生には時折必要ですが、思い立ったが吉日的発想は、にわかに真理を突いているのではと思う瞬間はあります。
ありがとう。百日紅。また会いに行きます。
お久し振りです。
最近、子供(お姉ちゃん4歳)がおいしい物を食べると、
保育園で流行っているのか、
親指を立てて『グーグーグー』とするようになりました。
それを見ていた息子(2歳)は、お姉ちゃんのまねをしていると思われる行動をしていますが、
親指をだすはずが、人差し指を出して振っているので、
どう見ても、『どんだけ~』に、なってしまってます。
まだ、中々指が思うように動かないのか、
いま何歳と聞くと、左手中指と薬指とで『2歳』と必死で答えますが、
右手で上がってくる小指を押えてるのが可愛いです。
そのうち気がつくと、そう言う行動はなくなるんでしょうね。
今日の植物は、『ウンベラータ』です。
花ことばは、永遠の幸せです。
最近、テレビのニュース等のスタジオ後ろにある、
観葉植物でも人気があるようですね。
それでは、次はまたの機会に。
まだまだ暑い日々が続いてますが、もう9月ですね。
夏と言えばイベント盛り沢山ですが、皆様は夏を満喫されましたでしょうか??
海、川、山、BBQ、祭り、ビアガーデン、川床、浴衣、花火大会、旅、などなど…
夏のイベントのひとつ。
花火。
読んで字のごとく、花、というワードが入っています。
夜空に咲く花のようだから?かな?と解釈してますが。。
先日、素敵な話しを訊いたので、ご紹介したいと思います。
私は花火の中でも、とりわけ線香花火が好きです。
地味っ。
派手なものも、それはそれで良いのですが、好きだなぁと思うのはいつも決まって線香花火です。
皆様も線香花火はご存知かと思います。
その線香花火、火花の飛び散り方にとても変化があり、どうやら、その火花の段階ごとに、ちゃんと名前がついているようなのです。
玉がつく状態・・・・・蕾
パチパチと火花散る状態・・・・・牡丹
火花が激しさを増し激しく飛び散る状態・・・・・松葉
火花が勢いを失い、長く垂れた状態・・・・・柳
ちりちり小さな火花が咲く最期の状態・・・・・散り菊
これは、人の人生にも例えられるようです。
素敵や・・・!!
と、思い、更に線香花火が好きになりました。
これに色んなカットの写真をつけたり、詩的な文章なんかが入るとちょっとした本が出来そうです。
夏の本当の終わりに、確認がてら、地味~っに線香花火をして、この夏を締め括ろうと思います。
おわり