今回のシリーズ、本日が最終日となります。
長々とご覧いただき、有り難うございました。
また来年、この時期に・・・。
京都の花屋「花政」スタッフが、
仕事内容や京都での出来事・見たこと・聞いたこと等を載せていきます。
3月になりました。
今回は、生け込みです。
このお店は木屋町二条角にある、K6さんです。
制作者のコメント
「(ブログに載せる)許可はもらってあるから大丈夫。」
との事です。
雛祭りに関しては、コメントいただけませんでした。
桃と菜の花。
べたべたですが春を感じさせ、お雛様を連想させる王道のお花ですね。
春を感じるとはいえ、
今日の京都は寒く、昼間でも吹雪くぐらい寒くて
「春ってなに?」
と、ご意見番とその姉は話しておりました。
木曜日くらいには暖かくなる予報なので、
暖かい気候を感じさせてから、うちのお雛様はしまおうかと思います。
今回は三閑人(さんかんじん)です。
制作者のコメント
今回これを使った理由は?
「かわいいやろ。」
この桃の花芽はどういう意味合いが?
「この三閑人が夜にこっそり集めてきたから意味はわからん。」
と、ここでニヤッと。
ここでご意見番登場しまして。
「あんたお茶のお道具として三閑人使う時、どれが前かわかるか~?
正解は、3人の内の1人が何かが違うねんで。
たとえば服が違ったりやったりな。それが前やで。
またひとつかしこなったな。アハははは。」
もちろんこの後脱線したので・・・割愛。
I氏の書き込み、次回は来週になると思います。
ではまたのお楽しみを。
今回は床の間からの一枚
制作者の一言
「このお軸は、89歳になる御母ちゃん(制作者の母親・おかあちゃんと読む)が産まれたときに、実家から御祝で贈られたものなんや。それを3年前になおして(修繕して)今も飾ってるんやけど・・・長いので割愛
今回このお軸を飾ったうえで、男雛女雛が逆ではないか?とよその人は思うかもしれんけど、これは京都風で御公家さんの左上座てゆうことなんや。あんたもひとつ、かしこなったな~。アハははは・・・雑談 割愛
下のお花はあえて左右逆にして置いたんやけど、社長がそのほうが面白いんとちゃうかってゆわれて置いて、上のお軸の桜と橘をイメージして作ったんやけど、置き方逆でもいいもんや、逆もまた真なりと思ったわ。・・・脱線 割愛」
と制作者は語ってくれました。全部を載せる事はできませんでしたが、年の功の雑学、雑談をまたそのうち載せていきたいと思います。