♪すみれの花咲くころ ♯はじめて君を知りぬ~
と続く歌をご存知ですか?
歌の歌詞のように、早くも、可愛く咲いたスミレの苗が入荷致しました。
おひとつお家に如何でしょうか?^^
お買い求め、お待ちしております。
京都の花屋「花政」スタッフが、
仕事内容や京都での出来事・見たこと・聞いたこと等を載せていきます。
器の口の部分が小さく、スーッと長く伸び
器の胴体は丸みを帯びて、ずしっとした形の器を、総称して鶴首と呼びます。
鶴の首と、胴体に似て見えるから、その名が付いたとか・・・・
花を入れられる口の部分が小さいので
一輪挿しに向いています。
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少し前の投稿で”竹の一重切り”という名称の器をご紹介致しましたが、今回も一般的に出回っている器のご紹介です。
こちらの器は通称”寸胴”と呼ばれる器になります。
下から上まで、ストーンと同じ太さで、ある程度の長さのある器をそう呼びます。
竹で出来たものや、青磁や銅等、あらゆる材料で作られたものが出回っています。
今回は桃の節句も間近となりましたので、桃を活けてみました。
花政に桃、菜種と桃の節句にぴったりなお花が多数入荷しております。
皆様のご来店お待ちしております。
先日、根引き松に関しての記事を掲載していましたが、
今回は追加のエピソード紹介になります。
奥さん 「今年もおかげさんで、根引き松が人気商品となったけれ ど、特に印象に残っているお話があるわ~」
Mさん 「と、言いますと?」
奥さん 「実は今年、地方からわざわざご注文してくださったお客様のうち、男女一名づつに、ご注文の経緯をお聞きしたんよ。普段は聞いたりしないけど、どうして地方から、京都のしきたりで使用する根引き松を購入するのか、ふと気になって・・・」
さらに詳しくお話を聞くと、概要はこんな感じでした。
女性 :京都出身の方。地方出身の旦那様と出会い、地方に嫁ぐことに・・・ 地方で何年か年始行事を行わないで過ごすも、やはり故郷の京都の伝統文化が忘れられず、ふと違和感を抱き、一念発起して今回ご注文を下さいました。
男性 :京都で若い頃、料理の修業に明け暮れていた。その当時、京都の伝統行事に触れ、修業の成果が実り、独り立ちして地方に出るも、染み付いた習慣が抜けず、今回ご注文を下さいました。
両者とも、恐らくですが身近な神事の一端として、古都京都の伝統文化である、根引き松を門の前に飾る事で、絶やしてはいけない、文化の継承を担ってくださっているのではないかと、お話を聞いて思いました。
大層なように聞こえるかも知れませんが、
たかが根の付いた松。されど根引き松。
誰に背中を押されるのでも無く、新天地で新生活を営む方々が、その地に根付き、文化継承を担って行く。日本独自の伝統を垣間見たように思います。
こちらの写真は、昨日ご報告させて頂きました研修会後のお写真です。
写っているのは、花政の奥さんと妹さんです。
花政と所縁のある方が、節分のイベントにご出席されるとのことで、その場に出向き、記念にイベントに参加していた鬼と一枚撮りました。との事です
さて、話が少し変わりますが
年末に花政がネットにて販売させて頂いておりました、「根引き松」について、奥さんより皆様にご報告とお知らせがございます。
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根引き松がおかげさまで、今年も完売致しました。
尚、お問い合わせも多数頂きました。
京都の社寺や旧家等では、昔からお正月には、根の付いたままの松「根引き松」を飾ります。
平安貴族が正月の初めの「子」ねの日に、野辺で松を引き、家へ持って帰って、家族の健康を願い、門前に飾るようになったものと言われております。
花政では、独自に京都らしい和紙と水引を付けて販売させて頂いております。
ご存知でなかった方は、来年のご注文の際に、参考にして頂ければなと思います^^
特に、お電話での注文の際にスムーズに話が進みます^^
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長々と失礼いたしました。
ご報告が遅くなりました。
高台寺にあります、料亭にての研修風景になります^^
2月3日は、まる一日お休みを頂きまして、皆様にはご迷惑をおかけした事と思いますが、ご協力誠にありがとうございました。
2月4日より、通常営業に戻っております。
皆様のお越しを心よりお待ちしております^^
少し前にもお知らせしたように
明日2月3日はお店を閉めさせていただき、社員研修に行かせていただきます。
電話もつながりません、ご注意ください。
そんな明日は節分ですね*
節分の日に柊といわしのお飾りを玄関や軒先に飾る事を、皆さんはご存知でしたか?
わたしは京都生活7年目にしてその存在を今日初めて知ったのですが、あまりに不思議な組み合わせと見た目が気になり、調べてみました。
”尖ったもの”、また”臭いがきついもの”は昔から鬼が嫌うものとして魔除けに使われていたそうで、
尖った柊が鬼の目を刺して侵入を防いでくれるとか!
また鰯の語源が「よわし(弱し)」「いやし(卑し)」であることからその鰯をたべて陰の気を消すという由来も・・
形・匂いで遠ざけ、言葉に意味合いを込めたりとどうにか目に見えない悪いものを追い出そうとしていたんですね!
どこかのお家で見れたらいいなあ^^
お店に入ってきた柊です*
お久しぶりの投稿になります。Mさんです。
早速ですが、こちらの器、皆様は名称をご存知でしょうか?
活けてあるお花は、すみません。ど素人の私が入れた椿になりますので、触れずに話をすすめさせて頂きます。
こちらの器は、竹の中間あたりに一か所のみ穴をあけ、竹の節を利用して、水が溜まるような作りになっております。
このような器を総称して竹の一重切りと呼びます。総称なので、形はこれ以外にも様々にあります。
お茶の先生方等が、好んで和室の設えに使用されます。
竹に二か所穴を空けたものを二重切りと呼んだり、竹の花器ひとつをとっても、呼び名も形も様々ありますので、
自分自身の勉強も兼ねて、皆様にご紹介できればなと思います^^