”立てば芍薬
座れば牡丹
歩く姿は百合の花”
美しい女性の容姿やたたずまいを例えた有名な言葉があります。

すっと伸びた茎の上に綺麗な花を咲かせる様子が美人のようだと言われている芍薬
固いつぼみから、だんだん大きく花開いて
いろんな表情を見せてくれる綺麗な花です*
京都の花屋「花政」スタッフが、
仕事内容や京都での出来事・見たこと・聞いたこと等を載せていきます。
この度、青幻舎社様よりお声かけ頂きまして、花政の仕事をテーマとした本を刊行させて頂く運びとなりました。
2016年~のおよそ一年間の密着取材を経て、2018年4月下旬の販売開始予定です。
新聞等で既に告知もさせて頂いております。
詳しくは花政までお問い合わせください。
花政独自の内容のみを掲載した本は、150年の歴史において、初めての試みになるそうです。
1人でも多くの方に、手にとって読んで頂ければ幸いです。
最後に、今回の刊行に際して、お世話になった方々に、心よりお礼申し上げます。


木屋町の桜も気付けば8分咲き・・・
目線をふと下に下ろすと華吹雪が舞いそうな・・・
と思いきや。この写真に皆さんは違和感を覚えませんか?
花びらだけでなく、花が萼の所を残してそのままの形で落ちている?!
皆さんはこれがどうしてこうなるのかご存知ですか?
私はこの話を、高校初めての生物の授業で教わりました。
花の下部に蜜をため込む構造を取っている桜。その蜜をおうちゃくにも萼と茎ごと食べてしまう生き物がいるのです。
それはすずめやうぐいす等の小鳥。
これは小鳥たちのお食事の後なのです^^
これを見かけたら、近くに小鳥が潜んでいるやもしれません・・・