京都の花屋「花政」ブログ

京都の花屋「花政」スタッフが、
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kobanashi‐こばなし‐アヤメ科植物のおはなし

テーマ:Mさん商品紹介季節店舗紹介

花が咲き終わったからといって捨てないで⁉

 

 

皆さん、ご存じでしたか?
アヤメ科植物(当店取扱名順:アヤメ・イチハツ・オクラレルカ・カキツバタ・ハナショウブ)は購入後に1~2回花を咲かせます

実は、アヤメ科の植物の大半が、一度咲いた花柄の後(うしろ)に1~2のつぼみが控えているんです。

当店で取り扱っているドイツアイリス(ジャーマンアイリス又はアイリスの名で出回っています)は、これには含まれません。

(※尚、アヤメ科にはこの他にも沢山の種類と分類があり、出回る時期も全く一緒とはならず、まちまちです。お買い求めの際は、入荷時期であるかの確認を事前にお願い致します。)

 

 

詳しく図解して行きます!
つたない絵ではありますがご了承くださいませ(ノ´∀`*)

 

花柄を摘んだあとのつぼみを軽く握るように触り、つぼみ(細長い塊)があることが確認できた物は、捨てずに飾り続ける(頃合いを見て花柄を摘むとなお良いです)ことで、次の花を楽しむ事が出来ます!

 

ただし…まれに乾燥や水切れ、出荷された時点で未成熟なつぼみだった、種の部分を触って勘違いしてしまった等、つぼみのような塊が手で確認できていても咲かない事があります。

 

乾燥は霧吹きをかけることにより、水切れは器の水をこまめに替え、足元を切り上げることにより防ぐ事が出来ます!

 

アヤメ科の植物は、店頭で購入後は、一度花が咲いてしまったからといってすぐに捨てず、
次のつぼみが着いてないかを確認してから判断されることをおすすめ致します(^^)

花政の教室は今年度の受付を終了しました。
多数のお問い合わせを頂きありがとうございました。